ベランダ設置型給湯器のメリット・デメリット|マンションで多い設置タイプ

家・住まい別の給湯器選び

はじめに|よく見かける給湯器だけど注意点も多い

マンションや都市部の住宅でよく見かけるのが、
ベランダ設置型の給湯器です。

例えば

  • ベランダの壁に固定されている
  • パイプスペース(PS)付近に設置
  • 屋外壁掛けタイプとして設置

といったケースが一般的です。

「よく見かけるから問題ない」と思われがちですが、
実は

  • 管理規約
  • 排気方向
  • 設置スペース

など、注意すべき点も多い設置方法です。

この記事では、
ベランダ設置型給湯器のメリット・デメリットと
設置時の注意点を解説します。


結論|一般的だけど万能ではない設置方法

ベランダ設置型給湯器は

  • 設置しやすい
  • 室内スペースを使わない

というメリットがあります。

しかし一方で

  • 管理規約
  • 排気トラブル
  • 寸法制限

などの制約も多いため、
事前確認が非常に重要な設置方法です。


ベランダ設置型給湯器のメリット

メリット① 室内スペースを取らない

給湯器を屋外に設置するため、

  • 室内がすっきりする
  • 生活スペースを圧迫しない

というメリットがあります。

特に

  • マンション
  • 狭小住宅

では、室内に機器を置かずに済むことは大きな利点です。


メリット② 交換工事が比較的スムーズ

ベランダ設置型は

  • 作業スペースが確保しやすい
  • 室内養生が少ない

ため、工事が比較的スムーズに行えます。

そのため

  • 分譲マンション
  • 賃貸住宅

でも採用されることが多い設置方法です。

入居中の交換工事にも対応しやすい特徴があります。


メリット③ 雨風の影響を受けにくい場合もある

屋外壁掛け型に比べると

  • 軒下
  • ベランダ奥

に設置されるケースが多く、
風雨の影響を受けにくいことがあります。

設置環境によっては
給湯器の劣化を抑えられる場合もあります。


ベランダ設置型給湯器のデメリット

デメリット① 管理規約の制約を受けやすい

分譲マンションでは

ベランダは共用部分

とされるケースが多く、
勝手に給湯器を交換できない場合があります。

例えば

  • 事前申請が必要
  • 機種の指定
  • 排気方向の指定

などが管理規約で決められていることもあります。


デメリット② 排気が近隣トラブルになることも

ベランダ設置では

  • 排気が隣のベランダに流れる
  • 隣家の窓に当たる

といった問題が起こることがあります。

この場合

  • 上方排気カバー
  • 側方排気カバー

などを取り付けて排気方向を調整する必要があります。

ただし追加費用が発生する場合もあります。


デメリット③ 設置スペースの制約が厳しい

ベランダ設置型では

  • 壁との距離
  • PS内の寸法
  • 手すりとの干渉

など、寸法制限が厳しいことがあります。

そのため

  • 最新機種が設置できない
  • 本体サイズの違いで交換不可

といったケースもあります。


デメリット④ ベランダが物置化していると工事できない

ベランダが

  • 物置代わり
  • 植木や収納でいっぱい

になっていると

  • 作業スペースが確保できない
  • 工事前に片付けが必要

というケースがあります。

賃貸物件では
入居者への事前連絡が必要になることもあります。


賃貸物件の場合に知っておきたいポイント

賃貸物件では、
給湯器は建物設備扱いとなるため

修理・交換費用は原則オーナー負担

になります。

また、給湯器が故障して
お湯が使えない状態が続くと

家賃減額請求

につながる可能性もあります。

一般的には

  • 家賃の約10%
  • 免責期間3日程度

が目安とされています。

そのため賃貸物件では
迅速な修理・交換対応が重要になります。


給湯器の寿命と交換タイミング

給湯器の寿命は一般的に

10〜15年

と言われています。

10年を超えると

  • 部品劣化
  • 修理頻度増加

が起こりやすくなるため、
修理より交換の方がコスト効率が良い場合もあります。

特に冬場は故障が増えるため、
予防交換を検討するオーナーも増えています。


補助金制度を利用できる場合もある

現在、国では

賃貸集合給湯省エネ事業

などの制度があり、
高効率給湯器への交換に補助金が出る場合があります。

例えば

  • エコジョーズ
  • エコフィール

などの高効率給湯器で

1台あたり約5万〜7万円

程度の補助が出るケースもあります。

補助金を利用して
早めに交換することで、

  • 突然の故障リスク
  • 入居者トラブル

を防ぐことにもつながります。


まとめ|「前と同じ場所だから大丈夫」と思わないこと

ベランダ設置型給湯器は

  • 一般的
  • 実績が多い

設置方法ですが、

  • 管理規約
  • 排気トラブル
  • 寸法制限

など、見落とされやすい制約があります。

「前と同じ場所だから問題ない」と思い込まず、
現地調査や設置条件の確認を行うことが
トラブル回避のポイントになります。

ベランダ設置型の給湯器は、
マンションや都市部の住宅でよく採用される設置方法ですが、

  • 管理規約
  • 排気方向
  • 設置スペース

など、事前に確認すべきポイントも多くあります。

「前と同じ場所に付け替えるだけ」と思っていても、
本体サイズや排気方式の違いによって
設置できる機種が限られるケースも少なくありません。

給湯器交換センターでは、

  • ベランダ設置型給湯器の交換
  • 排気カバーや設置条件の確認
  • マンション規約に配慮した機種選定

など、設置環境に合わせたご提案を行っています。

ベランダ設置型給湯器の交換をご検討の方は、
お気軽にご相談ください。

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